オーバークロックするとどうも安定せず、再起動ばっかりのGIGABYTE GA-965P-DS4に愛想を尽かし、AsusのP5K Deluxe WiFiをゲットしてきました。P965からP35への乗り換えって、使っているCPUがCore2Duo E6600ということもあってほぼ無意味だとは思ったのですが、何せDS4が少しでもオーバークロックすると必ず再起動する、希にオーバークロック出来たとしてもUSBハブを繋げると起動に失敗(!)という代物だったので、機能面の充実よりもどちらかというとオーバークロック時の安定性を求めて乗り換えました。
こんなことならDS4を買うときに5,000円ケチらないでP5B Deluxeを買っておけばよかった…
P5K Deluxeに交換した結果ですが、サックリとオーバークロックで動いてしまって、今までの苦労はいったい…という感じです。あまり耐性のないE6600なので、3.6GHzくらいが常用の上限っぽい感じです。検証が面倒なので、FSB425MHz×8の3.4GHzで常用を始めてみました。メモリはTeam EliteのDDR2 6400ですが1.9VでFSB510MHzで安定しています。
こちらのBlogでは2.5Vで600MHz以上でも回るようですので、安い割にはかなりおいしいメモリかと思います。
GA-965P-DS4からP5K Deluxeに乗り換えた感想を簡単にまとめてみました。
・ドライバの再インストールが簡単
OSの起動ドライブをRAID構成にしているのですが、ICH8Rのドライバで問題なくICH9Rで起動可能です。マザーボードのBIOSでRAIDに設定すれば、勝手にRAID情報を取得して起動してくれます。Windows Vista及びXP共にOKでした。
その他のドライバも何回か再起動は必要ですが、特に大きなトラブルもなく環境移行が可能です。
・メモリの取り付けが簡単
GA-965P-DS4に比べ、P5K DeluxeはCPUソケットの位置がI/O部分に寄っている関係上、メモリ周りの空間が思ったよりも広く、ケースに組み込んだ状態でのメモリ取り付けがかなり楽です。また、メモリのソケットがビデオカードと干渉しないのが非常にうれしいところ。GA-965P-DS4はGeForce7900などの長いカードを入れてしまうと、メモリソケットのレバーがビデオカードと干渉して、完全にロック解除できないんです。PCI-Express x16スロットがGA-965P-DS4よりもP5K Deluxeのほうが1つ下についていることがいい影響を与えているようです。
・消費電力は上?
P35マザーの中でもGIGABYTEのものより30W程度消費電力が高いと言われているそうですが、GA-965P-DS4と比べても消費電力は高いような感じです。といっても、電源の排気が暖かくなった程度の検証なのでまったくアテになりませんが…
■チップセットの冷却を強化してみる
使っているCPUクーラーはThermalTakeのBigTyphoonなのでトップフロー方式ですから、それなりにチップセットには風が当たるようにはなっていますが、オーバークロック状態で常用することもあって、気は心ということで余っていた4cmの静音ファンをノースブリッジの部分にあるヒートシンクに付けてみました。これは前にnForce4マザーで使っていたヒートシンクに付けていたものですが、大きさがちょうどなので流用。
取り付け方はクリップを使って簡単に作った金具を使っていますが、ちょうどいい感じです。
コツはクリップの片方を最初から曲げておくことと、ヒートパイプを使って若干テンションをかけてファンを止めること。これでずれることもなく、しっかりと装着できます。取り外しも簡単なのでおすすめです。
たぶん、無いよりはマシなんじゃないかなぁ、と(笑)
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