パソコンを買ったときに標準で付いてきたキーボードを使っている方って、かなり多いと思います。
文字の入力さえできれば何でもいいという気もしますが、文字を書くのに100円ボールペンもあれば万年筆もあるように、パソコンのキーボードにもいろいろあります。
IBMのバックスプリングキーボードやメカニカルスイッチ、CHERRYスイッチなどは人気があり、オークションでも1万円近い金額で取引されているものもありますが、個人的にはへなへなキーボードが好きだったりします。メカニカルは重たいしうるさいし、キーは軽い方が好きなんです。昔はメカニカルを好んで使っていましたが、昔は大嫌いだった富士通コンポーネントのキーボードを触ったときに、こんな楽に入力できるキーボードがあるのか!と感激した覚えがあります。
自宅のメインPCはRealForce106を使っています。これも定番ですよね。ほとんど不満はないキーボードですが、2つ不満があるとすれば、1つは右上の「Realforce106」という文字の自己主張が強すぎてダサ過ぎるのと、キーを離して戻る時の音が結構うるさいことでしょうか。
入力はサクサクで気持ちいいです。
職場で愛用しているのが、富士通製のFKB8520。FKB8520の方が色が濃いですが、FMV-KB311と同一のキーボードです。富士通コンポーネント製のキーボードらしく、キーストロークが浅く、スカスカした感じですが、余分なキーがない106な点と裏に鉄板が入っているために底打ち感が明確なこと、連続入力しても疲れない点などでいたく気に入っている1枚です。
この前オークションで状態のいいFMV-KB311を発見して落札したところ、1996年製造にもかかわらず、ほぼ新品同様のコンディションという最上級品でびっくり。とてもいいものを買えて喜んでいます。もったいなくて使っていませんが、会社で使っているのか、嫁のPCで使っているのが壊れたら交換しようかと考えています。(嫁のキーボードもFMV-KB311だったりします。)
富士通コンポーネントのキータッチが好きな方にはおすすめの1枚です。